山の向こうは古本屋

今日は、buku先輩の取材に便乗させていただいて〈高遠 本の家〉へ行きました。
朝7時に新宿駅に集合。石原プロモーションのロケバスがとまっていて、
あやうく乗りこみそうになった図をおこたんに撮ってもらいました。

カメラマンkさんの車で出発。運転するkさんの後ろに座っているとkさんの後頭が
美しくうっとりしてしまう。思わず「ボーズ頭が好物なんです。」と言ってしま
う。ここのところ忙しく一年ほど東京から出てなくて、遠出が久しぶりなのでう
れしくて車内でははしゃぎまくり。走り続けていくと山と緑がどんどん増えてい
って目的地がある山のふもとの国道に入るとわくわくが高まってくる。窓から顔
を出し遠くに「本」という看板を見つけたときは思わず叫んじゃいました。車を
降りて中に入ろうとすると右手に均一台がありました。さっそく無言で棚に集中。


下の写真は均一台の本の代金を入れる貯金箱。無人古本屋みたい。

三冊抜いて、店内へ。bukuさんとkさんが
さっそくインタビューと撮影の準備にと
りかかる。自分の知らないお仕事の現場
に興味深々だったので見学している。お
こたんは我慢ができず店内の棚を見回り
始める。いけない子ね!と思っていたけ
ど私も我慢できずに本を漁り始めてしまう。



先日神保町でお会いした文雅新泉堂さんが
コーヒーを入れてくださる。古民家を利用
した店内は広くて、本の量は結構あるけど
ゆったりとくつろげるように配置してある
のでところどころで座り読みしてしまう。
なぜか小学生二年生くらいの大きさのくま


のぬいぐるみがおいてあたので抱きついたり、縁側の廊下に座ってぼおっとしたり
外に流れる用水路の音を聞いたり、古本屋にいるっていうことを忘れてしまいまし
た。店番の大塚さんと文雅新泉堂さんとおしゃべりしてお店を後にしました。帰り
におそばを食べて、車の中で修学旅行の夜みたいにおしゃべりをして帰りました。
荻窪で下ろしてもらい三人でデニーズへ行きました。ビールとお肉を食べながら
今日の収穫を報告しあって解散。長くて楽しい古本の旅が終わりました。
ずっと運転してくれたkさんと誘ってくれたbuku先輩とおこたんに感謝!
また四人でどこかに行きたいですね。