バイト後、リコシェで扱わせていただいている
写真集「MAXWELL STREET」著者の津田明人さんにお会いする。
浦和の緑茶喫茶&ギャラリー<楽風(らふ)>での展示後に、
池袋まで駆けつけてくださる。リコシェも津田さんの展示イベントを
ジュンク堂池袋店で、やらせていただいているので展示会場の9F芸術書売り場
で待ち合わせをした。展示はとてもよろこんでいただけたのでうれしい。
この写真展は、津田さんの「MAXWELL STREET」と京都の画家・文章家の林哲夫さんと
ミュージシャンの友部正人さんの文章を一緒に展示するコラボ企画。
林さんも友部さんも津田さんとは面識はなくて、津田さんの写真を見て
書いていただいた。両氏の文章を読んで写真をもう一度見るとふうっと感動した。

林さんの著書や、友部さんの本のほか、ビレッジプレスの本もいくつか
展示販売しているので皆さん是非見にきてください。


MAXWELL STREET』  写真と文章のsession 野犬ブルース 
津田明人×林哲夫×友部正人

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2006年7月10(月)〜7月31日(月)
ジュンク堂書店池袋店9階

ブックフェア同時開催:協力/書肆アクセスビレッジプレス
coordination : ricochet


シカゴブルース誕生の地であり、マディー・ウォーターズを始め数多くのブルースマンを育んだ町、
シカゴ・マックスウェルストリート。現在は、長年の保存運動にも拘らず、
再開発により全てを取り壊され跡形もなく消え去ってしまった伝説の町。
1994年、この更地を一人の写真家が歩き、写真を撮りました。
写真集『MAXWELL STREET 』は、シカゴの風景も人も音楽シーンもありません。
「野犬」だけです。道に這いつくばり、息が届くまで近づき、
彷徨う犬達の眼に視線を合わせた写真には、人間の本質に迫るものがあります。
今回の展示では、画家であり文筆家の林哲夫氏と音楽家で詩人の友部正人氏に、
写真集『MAXWELL STREET 』を見て閃いたものを言葉にしてもらいました。
写真と文章のsession 野犬ブルースとなりました。ぜひ足をお運びください。


展示フェアのブックリスト
MAXWELL STREET」写真集 津田明人(リコシェ


「喫茶店の時代」(編集工房ノア
「歸らざる風景 林哲夫美術論集」(みずのわ出版
「文字力 100」(みずのわ出版)最新刊
「古本デッサン帳」(青弓社
書物雑誌「sumus」すむーす堂
「p-book」シリーズ1号〜5号
「ミカン ア・ラ・モード」シリーズ

関西フォーク70'sあたり〜僕が時代の風にふかれた頃〜」中村よお幻堂出版
友部正人詩集」思潮社現代詩文庫No.182
「すばらしいさよなら」(思潮社
「夜中の鳩」(思潮社
「パリの友だち」エッセイ(DAIX出版) 
「耳をすます旅人」エッセイ(水声社
「ジュークボックスに住む詩人」エッセイ(思潮社
「ちんちくりん」(ビレッジプレス)絶版になっていた第一エッセイを復刊
「ニューヨークの半熟卵」エッセイ(ビレッジプレス
「グッバイ・ザ・ディラン 2 歌が駆け抜けた69-74」写真集(ビレッジプレス

MAXWELL STREET

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