夕方まで自宅で仕事。
急いで支度して。千駄木の「古書ほうろう」まで自転車を飛ばす。
「四つ手網座談会★中山信如を囲んで」というイベントに参加。
東京・三河島にある映画文献資料専門の古本屋さん「稲垣書店」の
中山さんを囲んで、月の輪書林高橋徹さん、石神井書林内堀弘さん
なないろ文庫ふしぎ堂田村治芳さんが語る古本屋のお話。
古本屋さんが4人も集まって、古本屋さんで古本屋の話をするなんて
すごい集まりだと思う。田村さん以外は初めて顔を見る。


古本屋でいるということの大変さと
おもしろさが両方とも同じくらい
わかるような話だった。
「下町の古本屋といわれるより場末の言われる方が
しっくりくる」と中山さんが、言っていたのが印象的だった。
田村さんは、相変わらず饒舌でおもしろかったし
月の輪さんは、ビールを飲んでばかりだったけど
他の三人の話を聞くのに真剣という感じがした。
内堀さんは、どうしても古本屋のおじさんに見えない。
黒の麻っぽいシャツを羽織っているところなんて
彷書月刊というより、クロワッサンでインタビューされている感じ。
声がとっても素敵で、話がすごく上手い。
田村さんが熱く語っている時も、
内堀さんに見とれてしまう。
4つの個性の大競演。あっという間に過ぎた。


こってりとしたイベントのあと、
一緒に参加した東京セドリーヌ仲間のおこたんと
熱い思いを語らいながら、根津まで歩く。
おこたんお勧めの中華料理屋「オトメ」に入る。
ボリュームたっぷりでいてこってり過ぎない。それで、ものすごい安い、
あんかけ焼そば、ハムチャーハン、餃子をたらふくいただく。
モグモグ食べながらも、この先の本イベントについて打ち合わせ。
食べながら本の話するのってサイコー。
今日は本当に濃くて楽しい一日だった。